元気ですかーっ!?
ウンチ、毎朝出ていますかーっ???
はい。いきなりウンチのお話を失礼いたしました。
しかしながら今日は、ウンチ三昧でお届けしたいと思います。
なぜなら六車奈々の美容メソッドは、『ウンチ』も大切なカテゴリーの一つ。
六車奈々の時間割美容にも、『ウンチのベストタイミング』があるのです。
では、再びお聞きします。
毎日、何時にウンチをしていますか?
「うーん。その日によって、いろいろ。」
「時間なんて、気にしたこともない。」
「便秘気味だから、もう10日も出ていない。」
なんて方も、多いのではないでしょうか。
ですが、ウンチをいつするかは、とっても大切なこと。
ぜひ、ご自分がいつウンチをしているかに、意識を向けてほしいなぁと思います。
ウンチのベストタイミング
ウンチのベストタイミングについて語るには、前夜の食事時間からお話する必要があります。
まず『breakfast(朝ごはん)』とは、『fast(絶食)』を『break(破る)』もの。つまり前夜、どんなに遅くとも寝る3時間前までには食事を終え、翌朝の食事までにしっかりと絶食時間を作っておくことが大切。
私の場合は、19時半頃夕食を食べ始め、20時過ぎには食べ終えています。
そこから翌朝8時の朝食まで、約12時間の絶食が続くことになります。
この間、内臓は十分に休むことができ、一日の疲れを取って翌朝を迎えます。
翌朝は、何時に朝ごはんを食べるのがベストだったでしょう?
『朝日を浴びたら1時間以内に朝食』が、朝食のベストタイミングでしたよね。
(→『やる気マンマン!元気が出る朝ごはんの食べ方1 ~いつ、食べるのか?~』)
つまり、このタイミングで食べると、ゆっくり休んでいた胃腸にとっては、いきなり食べ物が入ってくることとなり
「なんじゃこりゃ~!!!」
と、松田優作さんばりに驚くわけです。
このように、長い絶食明けの朝、胃にしっかりと食べ物が入ると、10~15分後に大腸が動き、便意が生じます。
これが、ウンチのベストタイミング。
いかがでしょうか?
ウンチのベストタイミングに、ウンチ出ていますか?
私のまわりには、『ウンチのベストタイミング』を逃している人が、案外多くいます。
ギリギリまで寝て、慌てて朝ごはんを食べ、急いで学校や会社に行くと、その大切な時間を飛ばしてしまいます。大腸を動かす時間を使わないで無視続けると、その機能はだんだん退化し、便秘になりやすくなるとも言われています。
朝は、排泄の時間。
朝食後、30分以内にはウンチをしたいですね。
バナナうんちで元気な子!
私は日本成人病予防協会認定講師として、
文部科学省「早寝早起き朝ごはん」全国協議会、公益社団法人日本PTA全国協議会 後援『バナナうんちで元気な子!~生活リズムを整えよう~』
で、色々な小学校をまわっています。(詳しくは、こちら )
『バナナうんちで元気な子!』は、生活リズムが乱れている子ども達に向けて、早寝早起き朝ごはん、食物の選び方、体の消化・吸収・代謝・排せつの仕組み、便の種類について正しく理解してもらうための出前授業。
日本成人病予防協会は『バナナうんちで元気な子!』で、
平成24年度『優れた「早寝早起き朝ごはん」運動の推進にかかる文部科学大臣表彰』
も受賞しています。
私は認定講師になって以来、かれこれ10年近く講師として参加させて頂いていますが、毎朝ウンチが出ていない子どもがとても多いことに驚きます。
聞けば、夜寝るのが遅い子供の多いこと!
これも、朝にウンチが出ない原因の一つかなぁと私なりに解釈しています。
そこで、子供たちにしっかりと『早寝早起き朝ごはん+ウンチ』の大切さを伝えるのですが、最後に子供たちと『モリモリバナナうんちを出すための3つの約束』をします。これ、大人にとっても非常に良いことなので、ご紹介しますね。
モリモリバナナうんちを出すための3つの約束
1.夕食を早く食べて、夜更かしをしないこと
2.朝、早く起きること
3.朝ごはんを食べること
つまり、
1.夕食を早く食べて、夜更かしをしないこと➡絶食時間を設けること
2.朝、早く起きること➡ウンチをするために、余裕を持って起きること
3.朝ごはんを食べること➡全身に朝が来たことを伝え、排泄の準備をすること
ということです。
私の場合、仕事によって起床時間が多少変わりますが、早朝ロケの時でも、基本的には『出かける2時間前』には起きています。
朝の時間はあっという間。
トイレ掃除や神棚のお手入れ、洗濯、娘の保育園の準備、朝食作りなど、やらなければならないことが盛りだくさん。これだけで1時間はかかってしまいます。ですが、2時間あると余裕を持って自分の時間を過ごせるのです。ちなみに独身の時も、2時間前に起きていましたよ。
実は、ひどい便秘症だった!
今では快便生活を送っている私ですが、学生時代はひどい便秘でした。
大学のクラブで合宿に行くと、環境が変わることで更に便秘が悪化。
10日間ほどの合宿中、全く便意を催すこともなく、お腹はパンパンに張っている状態。帰る頃になってようやくトイレには行くものの、やっと出たウンチは
「鹿のフンですか?」
というカチカチコロコロが数個。
おいーっ!
私が食べたものは、いずこへ~~~っ!?!
と思わず叫んでしまうほど、ひどい便秘でした。
そこで便秘薬や漢方、起き抜けコップ一杯の冷水、適度な運動など、便秘にイイと言われることを色々試してみましたが、私は大きな効果を感じられず。
しかし早めに起きて朝ごはんを食べるようになってから、だんだんとウンチが出るようになり、今では毎朝キモチよくウンチタイムを迎えています。
私の母もひどい便秘でしたが、私に言われたとおりに朝の過ごし方を変えると、
だんだん朝ウンチができるようになってきました。
朝は、排泄の時間。
人間が本来持っている体内リズムに生活を合わせると、ウンチは自ずと出てくるということなのですよね~。
ということで便秘の方はもちろん、朝にウンチが出ていないという方は、
ぜひ実行してみてください。
六車奈々流、キモチイイ『朝ウンチ』のポイント
1.夕食は、寝る3時間前までに食べ終える
2.朝は、出かける2時間前に起き、余裕を持って朝ごはんを食べる
3.便意が生じなくても、食後15分くらいでトイレへ行き、3分腰かけてみる
これを、少なくとも3か月は続けること。
人間の体は、内臓や皮膚、骨など場所によって新陳代謝のスパンは違うものの、一般的に『三か月単位で生まれ変わる』といわれています。
ですから今日実行しても、明日は何も変わりません。
実際、私も、私の母も、最初は全く変化がありませんでした。
しかし続けることによって、少しずつではありますが変化を感じるようになるはず。
20代の頃は、あれほど便秘に悩んでいた私も、46歳の今、キモチイイ『朝ウンチ』で、快適に1日をスタートさせています。
本来、人間は朝に自然と便意が生じ、自力でウンチをするものです。
自分が持っている力を生かせるように、生活を意識してあげたいですね!