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講演レポート 六車奈々の食べる美人塾『腸② 腸と免疫』

2019月11日17日(日)。
今回も西梅田桜橋交差点、MIDビル内にある“アットビジネスセンター大阪梅田”にて開催。
ずいぶん寒くなってきましたが、地下街直通なのでぬくぬくで到着!

 

テーブルにセットされているリーフレット。

あれ?いつもとイラストのテイストが違う…

 

 

恒例、著名なご友人トークからスタート。
前回のテーマ発達心理学に関連したやしきたかじんさんと、立川談志さんのお話。

“こういう人”だと自分が抱くイメージに合わせるために
わざわざ行動されていたとか。

塾長ご自身も、モデル時代は「個性が無くてもありすぎてもダメ」と言われ、
タレント転向後は、「どうなりたいの?」と問われ、
あれこれ悩まれた日もあったそうです。

今では、ありがたいことに、
掃いて捨てるほどのキャラに埋もれていらっしゃるそうです。

 

 

今回のテーマは、3年ぶりの『腸』、第二弾。
腸と免疫のお話。

膨大な数の微生物と接しているわけですが、良い奴ばかりではなく、攻撃してくる細菌も勿論含まれ、
そんな細菌から守ってくれるのが「免疫」。

まずは免疫の防御システムの説明から。

免疫防御システムは三段階。

①皮膚や粘膜→まずは体内に入り込むのを阻止

②大口あけて迎え撃つ自然免疫
→生まれつき備わっている身体の仕組み。とにかく敵を食べる食べる。食べてる横に偵察員もいて、情報をいち早く司令塔へ伝達。

③専門家揃いの獲得免疫。
→情報を基に専用武器を備える最強集団。対応は遅いが記憶性があり、同じ敵にはやられない!

今回のイラストは“絵心無い”でお馴染、塾長の作品であります。
頼りなさげの「ヘルパーT細胞」さんですが、これでも立派な総司令。

 

塾長のお気に入りは『キラーT細胞』で、最強の殺し屋らしく、
攻撃方法が愛しくてたまらないらしいです。
詳細に熱く語っておられましたが割愛致します。

 

私のお気に入りは『ナチュラルキラー細胞』です。
司令下におらず、独自の判断で動く。
加齢で減ったり、ストレスにも弱いけど、笑うことで活性化するなんて、なんて良い奴!
笑顔を作るだけでも効果があるんですって!
さっそく鏡の前で笑顔笑顔~♪

 

昨今の除菌ブームは非常に危険だと警鐘をならす塾長。
自分を守ってくれる常在菌を無くすことにより、悪玉菌の繁殖につながります。
女性は特に、ビデの使い過ぎに要注意!
洗いすぎは、トラブルにつながります。
何事も適度が一番。

 

 

じゃじゃ~ん!

内臓モロ見えエプロン登場(Made in China)。
ざっと内臓機能のおさらいから。
今後も活躍しそうですね!

小腸は4〜7mもあり、ひだ部分を広げると、テニスコート一面分!
消化吸収する器官なので、病原菌等から自己防衛する為に、免疫細胞の約70%が腸管免疫として小腸に配属。

 

腸管免疫を正常に機能させる為に必要なのが腸内細菌!
善玉菌・悪玉菌と、多い方に偏った働きをする日和見菌の3種類あります。

てっきり悪玉=不要だと思っていましたが、ちゃんと役割があり、
増えすぎないようバランスを取ることが重要なんだそうです。

 

出産の時に、産道を通りながら母の常在菌を受け取りつつ、
「オギャー」で外の世界の菌をもらいます。

母乳には善玉菌であるビフィズス菌が多く含まれています。
そして、赤ちゃんは吸収できないオリゴ糖まで含まれているのは、ビフィズス菌の栄養になるから。
なんと母乳の素晴らしきことよ!!!!

最近の粉ミルクには、オリゴ糖入りが増えているそうです。
女性が多い塾生、うなずきながらメモを取られていました。

 

最後に善玉菌を増やす方法

①善玉菌を摂取
発酵食品やヨーグルト等色々ありますが、塾長おすすめは、日本人の体質に合っている“納豆”。
乳酸菌は、動物性より、過酷な状況下で育ち生命力の強い植物性がおすすめだそうです!

②善玉菌のエサを摂取
かぼちゃ・海藻等の水溶性食物繊維や、芋・キノコ等の不溶性食物繊維、バナナ・玉ねぎ等のオリゴ糖。
なんと、ごぼうは全て揃った優れモノ!

③防腐剤・保存料を摂取しない
発酵・腐敗を止める=善玉菌も殺してしまう。
まずは土壌を正常に保ちましょう!

 

 

今日もあっという間の90分でした。
塾生からは「今まで除菌しすぎていました」という声多数。
簡単に改善できるポイントが毎回盛り込まれているので、本当助かります!

 

「私も思いっきり泥んこ遊びします!ところで塾長、このお菓子に善玉菌は入ってますか?」

今日の最年少塾生でした!

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