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六車奈々『時間割美容 15年続けて実感!亜麻仁油で内側から美しくなる!』

私が、美と健康のために毎朝摂り続けている油があります。
亜麻仁油です。

今でこそ有名になった亜麻仁油ですが、私は15年以上前から摂り続けてきました。長年摂取してきた感想を端的にお伝えするなら、

「肌がすべすべ」
「頭が良くなる」

です。この2点は、私が大きく実感していることです。
そこで今回は、美と健康の大きな味方・亜麻仁油のお話。

 

ツヤこそ、若さの象徴

ツヤを出すメイクが長いあいだ流行っていますが、ツヤこそ若さの象徴です。事実アラサー以降になると、若い人が放つようなイキイキとしたツヤをキープしづらくなってきます。自力でツヤを出すためには、十分な水分適度な皮脂を保つことが大切。水分に関しては、こちらの記事をご覧くださいね。

さて、適度な皮脂を保つにはどうすれば良いでしょう?
答えは、良質の油を摂ること。

あなたは、あなたが食べたもので作られています。あなたを作る原材料は、あなたが食べたものだけ。ですから油を良質のものに変えれば、細胞レベルから生まれ変わることができるのです。

 

油=エネルギーだけではない!

「油」と聞くと、「エネルギーとして使われて、余った分は脂肪になる」と想像しやすいですが、油は体を構成するためにも、機能させるためにも非常に大切。

例えば油はホルモン細胞膜の材料にもなります。油抜きダイエットを続けるとツヤが無くなったり生理が止まるなどトラブルが出てきますし、細胞膜は食べる油で柔らかくなったり硬くなったりします。ちなみに私の実感として「頭が良くなる」とお伝えしましたが、事実、脳の約60%は脂でできており、中でも記憶を司っている海馬には、DHAが他の部分と比較して2倍以上存在するといわれています。

ね?どんな油を摂るかって、とっても大切でしょう?
私は油の勉強をした上で、亜麻仁油を毎日飲むことが大切だと思い、飲み続けています。その理由は、

・体内で作ることができないので、絶対に食品から摂取する必要がある
・亜麻仁油を摂ると、一部が体内でDHAEPAに変換される
・なんといっても、美容健康効果が素晴らしい!

そう!亜麻仁油は美容健康効果が素晴らしいのです!

亜麻仁油(αリノレン酸)に期待できる美容健康効果  

 

・抗炎症作用(ニキビ、肌荒れ、肌の赤味など肌トラブルを改善)
・シワ、たるみ予防
・肌の新陳代謝の促進
・肌の水分保持力の向上
・女性ホルモンのバランスを整える
・ダイエット効果
・便秘改善
・血液循環の促進
・血液サラサラ
・アレルギーの抑制

ざっと書いただけでも、これくらい。非常に多岐に渡り、美容健康効果が期待できます。
事実、私は15年ほど飲み続けて、「飲む美容液」だと実感しています。

亜麻仁油の時間割美容


では、私が続けている亜麻仁油の飲み方です。

一日の目安

小さじ1杯をスプーンでそのまま飲んでいます。サラダなどにかけても良いですが、お皿についた分がもったいない(笑)初めての方は、少量から始め、様子を見て少しずつ増やしていきましょう。

生で摂る!

下記の注意点にもありますが、亜麻仁油は構造がポキポキと折れ曲がっているため、非常に壊れやすく酸化しやすい油。特に熱に弱いので、必ず生で摂ることが大切です。

朝食後に飲む!

実は、亜麻仁油と同じオメガ3系のDHAやEPAは朝にとったほうが良いことがわかっているのですが、亜麻仁油でのこうした研究はまだありません。従って「絶対に朝が良い」という科学的根拠はありませんが、私は朝食後に摂取しています。理由は2つ。
・亜麻仁油と同じグループに分類されるDHA・EPAが、朝の方が良いと結果が出ているので。
・どんなに体に良い油も、油は全て1グラムあたり9kcal。つまり高カロリーなので、休息モードに入る夜よりも活動モードの朝に摂取したいから。
また食後に飲む理由は、油を空腹状態で摂取すると胃腸に優しくないからです。

早く亜麻仁油の時間栄養学の研究が出るといいなぁ。その結果次第では朝食後から他へと変わる場合もありますが、それまでは朝に続けようと思っています。

  

亜麻仁油の注意点

 

 

亜麻仁油はオメガ3系の油を多く含むため、非常に酸化しやすい油。
保存方法や調理法には注意が必要です。

 

亜麻仁油は酸化に注意!

 

・絶対に加熱せず、生で摂る →熱に弱いため
・冷蔵庫に保管 →常温でも保存場所によっては気温が上がるため
・遮光ボトルを選ぶ →光で酸化するため
・小さめのボトルを選び、1ヶ月を目安に使いきる →空気で酸化するため

 

亜麻仁油はとにかく酸化しやすいので、注意点は必ず守ってくださいね。
新鮮な亜麻仁油を摂ることができれば、必ずや美と健康に役立ちます。
ぜひ、体の内側から美しくなってくださいね。そして、できれば週の半分は魚を食べるように意識しましょう!

 

 

【参考文献】
井上浩義(2016)「からだによいオイル」慶應義塾大学出版会
柴田重信 古谷 彰子「時間栄養学とn-3系脂肪酸」
DOI https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/151/1/151_34/_article/-char/ja/2022年1月5日アクセス
厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2020年版)算定検討会報告書」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf2022年1月5日アクセス
斎藤衛郎「n-3系多価不飽和脂肪酸の生理的有効性と栄養学的側面からみた安全性評価」
DOI  https://doi.org/10.5264/eiyogakuzashi.59.12022年1月5日アクセス
寺田新「脂肪酸の種類や油脂の構造による消化・吸収および代謝の違い」
DOI  https://doi.org/10.20665/kakyoshi.61.6_2822022年1月5日アクセス
青山 敏明「中鎖脂肪酸の栄養学的研究 : 最近の研究を中心に」
 DOI https://doi.org/10.5650/oleoscience.3.4032022年1月5日アクセス
久保 加織, 川勝 聡美, 堀越 昌子, 石永 正隆「あまに油の保存性と食品への利用」
DOI  https://doi.org/10.11428/jhej1987.52.3512022年1月5日アクセス
農林水産省「脂肪酸」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_kihon/fatty_acid.html2022年1月5日アクセス
産総研・マルハニチロ株式会社共同プレス発表「魚油による脂質代謝改善効果が摂取時刻によって異なることをマウスで発見―DHAやEPAの摂取は朝が効果的―」2016. 2022年1月5日アクセス

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