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MBSラジオ『ななたび!』日記 #25 圓照寺その4 藤原秀郷公の夢枕に立った薬師如来像と右衛門桜 (MBS2020年12月6日OA分)

※この日記の放送は、こちらからお聴きいただけます。

 

今週も、圓照寺さん。
副住職篠山昌弘(しょうこう)さんのお話が面白すぎて、
ようやく今週、御本堂のお参りです!!!

 

さて、御本堂にいらっしゃる御本尊。
覚えていらっしゃいますか?

そう。
藤原秀郷さん平将門の乱の時、討伐に向かう途中に夢枕に出てきた薬師如来でしたね。
詳しくは、こちらをご覧ください。

 

こちらが、圓照寺さんの御本堂です。

 

なんと!御本堂の中に入れていただきました。

立派ですっ!!!

静かに手をあわせました。

篠山さんの許可を頂き、写真もパチリ。

 

篠山さん:見ることはできないのですが、この奥に行基(ぎょうき)さんが安置したという木彫りの薬師如来さんがいらっしゃいます。

六車:うわぁぁぁぁぁぁぁ。

篠山さん:うちは、御本尊様は戦火を逃れたと言い伝いえられております。というのも当時の御住職が、戦争の時に御本尊様を抱えて逃げたと言われており、御本尊様は残ったと。ただ、その時に残ったものが、「絶対に行基さんが作ったものか?」はわかりませんが、圓照寺としては、行基さんが彫った御本尊様がそのまま現存していると言い伝えられています。

六車:この奥に・・・・・!? 見たい!!!

篠山さん:秘仏ということになりますので(苦笑) 実は私も、一回ほどしか見たことがありません。

六車:えぇ~~~~~~!?!?!どうでした?

篠山さん:『まがまがしい』『力がある』という印象を受けました。色は、ちょっと赤みがかってきている感じでした。

 

はぁぁぁぁぁ。
そうかぁ。

すごいなぁ。
見たいなぁ・・・。

行基さんが作ったという薬師如来像。
藤原秀郷さんの夢に出てきたからこそ、今の圓照寺さんがあるわけで、
そして戦火の中を御住職が抱えてて逃げたからこそ、御本尊は残っている。。。

すごいね。
一つ一つの出来事が繋がって、長い歴史となり、今に至るんだものね。
見られないのは残念だけど、手をあわせることができて良かった。

 

ということで、色々とお伺いさせていただきましたが、
平将門公にまつわる圓照寺さんのお話は、これでおしまい。
本当に、素晴らしいお話を聞かせていただきました。
ありがとうございました!

 

なのですが!!!
もうちょっと続きます!

実は圓照寺さん、ある桜の木で有名なお寺なんですよね~。
それが、こちら。

右衛門桜(うえもんざくら)です。
こちらは、江戸名所図会にも載っており、それを見てお寺を訪ねる方も多いそうです。

 

篠山さん:この地を治めていた柏木右衛門(かしわぎうえもん)さんが植えたと言われている桜で名所になっていたのですが。。。残念ながら、その桜の木は現存しておりません。

六車:えぇっ!? じゃあ、この目の前の桜は?

 

そう。
圓照寺さんは、入っていきなり目の前に、ド~ンと立派な桜の木があるのです。

こんな感じ。

 

篠山さん:この桜は、会津の有名な滝桜の苗分けなんです。圓照寺は桜の木でとても有名なお寺でしたので、お寺のシンボルとして桜の木を植えたいと思いまして。こちらはまだ15年ほどの若造ですが(笑)、しだれ桜は樹齢1000年以上あると言われていますので、これから圓照寺を守ってくれるシンボルとして、境内の真ん中に植えました。

 

そうかぁ~。
右衛門桜は、もう見られないのかぁ。

ちなみに右衛門桜は、どんな桜だったのだろう。。。


篠山さん:右衛門桜は、ソメイヨシノと八重桜が根で絡まって、それでちょっと、変種としてできたんじゃないかと。だから見た目も香りも違って、素晴らしい桜だと言われるようになったのでは・・・と、聞いたことはあります。

 

それはスゴイね!!!
そんな桜だったら、ぜひ見たかったなぁ。
実は、右衛門桜に関しては、エピソードも色々と出てきていたので、見てみたかったぁ。
ちなみに、そのエピソードに関しては、ラジオで聴いてくださいね。

 

ということで、右衛門桜が資料として残っているのは、こちらの江戸名所図会だけ。


出典:江戸名所図会

これを見て、右衛門桜を想像しましょう~!!!

 

ちなみに圓照寺さんは、桜と牡丹が沢山植えられています。
緑も多く、とても綺麗なお寺です。
桜はあちこちからやってきたのだそうですが、
福島からやってきた桜は、東京だと『暖かい』と思うのか、咲くのが少し早く、
西からやってきた桜は、東京が『寒い』と感じるのか、咲くのが少し遅いそうです。

おもしろいよね。

なので圓照寺さんの桜は、春になると順々に桜が咲くこととなり、非常に美しいのですって!!!
その桜たちを見に来られるお客様も、とても多いそう。

私もぜひ、桜の季節に見に来たいなぁ。

 

圓照寺さんの境内のど真ん中に植えられた、しだれ桜。
これから1000年以上、圓照寺さんを守る桜になるんだね。
『この桜は、右衛門桜が戦争で燃えてしまった後、お寺のシンボルとして1000年前に植えられました。』
なんて言われる日が来るのでしょうね。
その時に、この『ななたび!』が残っていて、聴いてくれる人がいるといいなぁ(笑)

 

 

※この日記の放送は、こちらからお聴きいただけます。

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