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六車奈々『時間割美容 キレイになれる水の飲み方』

水を飲んでも太る!

と思い、水を飲むことを我慢していませんか?

 

実は、私にもそんな時期がありました。
若気の至りですね~。

今、当時の私と同じように思って、水を我慢している女性は、案外多いかもしれません。

では、結論から申し上げましょう。

 

 

水では太りません!!!

 

 

安心していただけましたか?

水は、体の半分以上を占める、とても大切なもの。
こまめに水分補給をすることこそ、美しさの基本なのです。
なぜなら、体の中に水があることによって代謝がうまくいき、新しい細胞へと生まれ変わるから。

 

たとえば・・・

栄養などが、血液に乗って全身へ運ばれる

尿や便として、体内の不要なものを排泄する

気温が高ければ、汗をかいて調節する

 

 

では、順に見ていきましょう。

 

栄養などが、血液に乗って全身へ運ばれる

 

血液の半分以上は、『血漿』という液体。血漿は、約90%が水でできています。
つまり水をこまめに飲むと、血液の流れを円滑にしてくれるということ。
すると酸素や栄養、ホルモンが全身に行き渡りやすくなったり、老廃物も運んでくれるのです。

 

尿や便として、体内の不要なものを排泄する

 

私たちが食べたものは、必要なものが『栄養』として吸収されたり、『脂肪』として蓄えられ、
不必要なものは、『便や尿』として体の外に出ていきます。

一般的に、健康なバナナうんちの場合、80%は水分と言われています。

 

 

意外に多いでしょ~!

もりもりバナナウンチを毎日出すためにも、水分はとっても大切なのです。

 

気温が高ければ、汗をかいて調節する。

 

夏の暑い日や運動した時、大量に汗をかきますよね。

 

 

これは汗をかくことによって、体温の上昇を防いでいるから。
つまり汗をかく最大の目的は、体温調節なのです。

汗の成分は、ほとんどが水でできています。
特に夏場、しっかりと汗をかくためには、こまめに水分補給をすることが大切。

 

 

ね?ザっと見ただけでも、水って大切でしょう?
カラダに水分があるからこそ代謝がうまくいき、新しい細胞へと生まれ変われるのです!

 

老化とは、乾燥の過程

 

新陳代謝だけでなく、『見た目の若さ』にも、水は必要。
どうして赤ちゃんのお肌は、あんなにみずみずしくてキレイなのでしょう?

 

 

それは、体にもお肌にもたっぷりと水分が含まれているから。

 

体の水分量は、新生児が約80%、成人で約60%。
高齢になると、なんと50%を割ることもあると言われています。

つまり年齢を重ねるごとに、身体の水分量は減ってくるということ。
老化とは、乾燥の過程だという格言もあるほど、美と水は密接にかかわっているのですよ。

 

喉が渇いていなくても、1時間にコップ一杯の水

 

一般的に言われているのは、一日1.5~2ℓの水を飲むこと。
私は、

 

喉が渇いていなくても、1時間にコップ一杯の水

 

 

を心がけています。

 

 

なぜ『喉が渇いていなくても』飲むようになったのか。
それは、あるロケがきっかけでした。

10年ほど前、健康番組のリポーターで、
『喉のセンサーは、本当に正しいのか』という実験をしました。
参加者は、私を含めた女性3人。

 

◇実験方法

 

1.体重を測る。

2.酵素風呂の中に入る。(20分だったかな~)

3.熱くて、汗がダラダラ~!!!

4.酵素風呂から出てシャワーを浴びたら、もとの服に着替えて再び体重測定

 

これで、汗をかいた量がわかりますよね。
しかし、測定後の体重は、私たちには知らされません。
そのかわり、「満足するまでお水を飲んでくださいね。」と言われ、好きなだけお水を飲みます。
私も喉がカラカラだったので、沢山お水を飲みました。

 

ところが。
飲んだ量を調べてみると、自分がかいた汗の量に全く足りていないのです!

 

どうして?
自分では、汗をかいた分はしっかりと飲んだつもりだったのに。。。
これは私だけではなく、他の人も同じでした。

 

この実験でわかったこと。

 

 

『喉が渇いた』というセンサーは、あてにならない!

 

 

ということです。

 

 

「だから喉が渇いていなくても、1時間にコップ一杯の水をこまめに飲むことが必要なんですよ。」
と、お医者様はロケで結論づけていました。

これを実感して以来、素直に『喉が渇いていなくても、1時間にコップ一杯の水』を心がけるようになった次第でございます(笑)

 

 

六車奈々流、水の飲み方

 

とはいえ、これまで水を飲む習慣が無かった人が、いきなり1時間ごとにコップ一杯の水を飲むのは辛いと思いますし、体もビックリしてしまいます。実際、私も私の母も、急にこの習慣を取り入れるのは辛かった~。
やはり何事も『徐々に慣れていく』ということが大事ですね。

 

なので、これまで水を飲む習慣が無かった人は、例えば下記のようにしてみてはいかがでしょうか?
私は、こうして飲む量を増やせるようになりました。

1.まずは『1時間にコップ3分の1の水』を飲むように心がける

 

2.3か月ほど続けてみて体が慣れてきたと感じたら、『1時間にコップ半分の水』を飲むように心がけてみる

 

3.3か月ほど様子を見て、体が慣れてきたと感じたら、『1時間にコップ3分の2の水』を飲むように心がける

 

4.最終的には、『1時間にコップ1杯の水』が飲めるようになる。

 

体をびっくりさせないように、1年くらいかけてゆっくり慣れさせてあげてくださいね。

 

ちなみに、私がここでいう『水』とは、常温の水のこと。
冷たい水は内臓を冷やすので、私は常温よりも少しぬるめの水を飲んでいます。また紅茶や緑茶、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物、糖分が含まれるジュースなどは、『水』には含みません。

 

一気飲みはダメ!

 

最後に、注意点です。
一日1.5~2ℓの水を飲むことが良いからといって、一気飲みはいけません。

一度に吸収できる水の量は、200mlほどと言われています。
つまり一気飲みをしたところで、すべてを吸収できずに、おしっこで出てしまいます。

しかも一気飲みは内臓に負担をかけ、体のだるさを感じることに。
それだけでなく体内のナトリウム濃度が下がり、ひどいと命にかかわることもあるのですよ~。

極端なことをして体に負担をかけることなく、こまめに水を飲む習慣を心掛けてくださいね。

 

 

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