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MBSラジオ『ななたび!』日記 #9 川崎大師その2  衝撃!美のご利益は、三途の川の奪衣婆?! (MBS2020年8月16日OA分)

※この日記の放送は、こちらからお聴きいただけます。

 

8月のななたびは、川崎大師さん。
今週はいよいよ旅の目的、『美のご利益』へ~!!!

案内してくださるのは、広報のと~っても可愛い楠さん。

 

楠さんは、ご実家がお寺。
そして就職先も川崎大師さんということで、
お寺づくしの人生なのです!!!

清楚で、可愛らしくて、細やかな気遣いがあり、
今回の取材に対しても真摯に向き合って、沢山下調べをしてくださった楠さんだけに、
すごく納得できます!!!

ええわぁ。
癒されるわぁ。

 

さてさて、そんな可愛い楠さんに『美のご利益』について尋ねてみると、
思いもよらぬ言葉が。

 

「『しょうづかの婆(ばあ)』へご案内いたします。」

 

え???
今、「婆(ばあ)」って言った?

私、『美のご利益』とお願いしましたけど、
婆(ばあ)』・・・です・・・か・・・?

 

「そうですね。なかなか想像つかないかもしれませんが、、、。」

と、笑顔の楠さん。
しょうづかの婆様について、お話してくださいました。

『しょうづかの婆』とは、、、。

人の死後、10人のお坊様によって生前の罪が裁かれることを記した『十王経』(じゅうおうぎょう)というお経があり、そこに『葬頭河(そうづか)』が出てきます。
『葬頭河(そうづか)』とは、『三途の川』のこと。
『しょうづか』は、この『葬頭河(そうづか)』が訛ったのではないかと言われています。

ほぉぉぉぉ。
と、いうことはですよ。
つまり『しょうづかの婆』とは、
『葬頭河(そうづか)にいるお婆さん』ということになりますよね。

楠さん:はい。ですから『しょうづかの婆』とは、いわゆる『奪衣婆』のことになります。

 

ひぇぇ~。
奪衣婆って、あの奪衣婆っすか???
三途の川(葬頭河)のほとりにいて、死んだ人の着物を奪い取って木にかけ、
その重さを量るとか言われている、あの奪衣婆のこと・・・ですよね???

 

えぇぇぇっ~~~!?!
美とは、全く結びつかないのですけど!?!

 

そんな話をしているうちに、こちらが目に入りました。

ほぉぉぉぉぉぉ。
しょうづかの婆さん  美肌・きれいな歯』と、記されています。

 

「まずは、お顔をご覧いただきましょう。」
と楠さんに言われ、お顔を拝見することに。

うぅぅぅぅ~。
なんか、キンチョーする!!!

 

こちらが、しょうづかの婆さま。
お地蔵さんみたい。

 

ドキドキしながら近づき、
お顔を拝見すると・・・

 

 

ひぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~っ!!!!!!

 

こ、こわいっ。。。

 

あまりの迫力に、ビックリしてしまいました。

 

記録によると、しょうづかの婆様のお像は、寛文11 年、つまり江戸時代に造立されたと言われているそうです。
なぜ川崎大師さんにまつられるようになったかに関しては諸説あり、
もともと『お台場にあった』という話もあるものの、詳細はわかっていないそうです。

実は今回、川崎大師さんは『ななたび!』のために、
しょうづかの婆様について、たくさん調べてくださいました。
ところが、しょうづかの婆様は民間信仰のため、わかっていないことが数多くあるそうです。

ですから、なぜ奪衣婆である『しょうづかの婆』様に『歯の痛みを治して、身も心も美しくする』という御利益があるかに関しても、詳しいことがわかっていません。

 

なぜ、『歯』なのだろう?

 

しょうづかの婆様、ちょっと歯を拝見させてください!!!

歯を拝見しますと・・・

おぉぉぉ。
口紅をひいておられます。

そして確かに、歯がキレイ!!!

楠さんによると、昭和30年ごろまでは全国各地から
『歯の痛みを治してほしい』というお手紙が、たくさん届いていたそうです。

そして当時は、歯の痛みが治った方から、お礼として草楊枝が奉納されていて、
戦前は、祠の中に奉納された楊枝がたくさんあったとか。

最近は、そういったお願いのお手紙は届かなくなっていますが、
今は『歯の痛みを治して、美を願う』という御利益として、多くの方に信仰されています。

 

ひと昔前、『芸能人は歯が命』というCMがありましたが、口元って、とっても大事。
私も実際、歯並びにコンプレックスがあり、歯列矯正をしました。

ですから『歯』から『美人』へつながるのも、わかる気がします!

 

戦前は、閻魔様のお像も!!!

実は、昔は閻魔王の木像もあったそうで、
お堂の左側にしょうづかの婆様のお像、右側に閻魔王のお像が並んでいたんですって。
ところが第二次世界大戦のとき、閻魔王のお像は木像のため、焼失してしまったそうです。

おぉぉぉ。
それは、残念すぎる。。。

しかしながら、しょうづかの婆様のお像は石像だったため、今なお残っているのだそう。

 

江戸時代から戦火を潜り抜けて、今なおキレイなお姿のしょうづかの婆様。
その生き抜く強さ!!!
ものすごいご利益がありそう!!!

 

しょうづかの婆様のもとには、美を願う人だけでなく、美容に関するお仕事を目指している人など、日々いろいろな方がお参りに来るそうです。

 

六車:実際にご利益があったというお声、ありますか?

楠さん:しょうづかの婆様がお召しになっているこちらのお衣は、川崎大師がご用意したものではなく、しょうづかの婆様を信仰されている方によって奉納されているものになります。

 

なんと!それは、すばらしい。
お衣は、毎年新しいものが奉納されているそうで、
それだけ厚い信仰があるというのがわかりますよね。

さらに、御堂の周りに納められている数多くの千羽鶴も、しょうづかの婆様を信仰している人たちから納められたそう。

いやぁ。すごい。
しょうづかの婆様への信仰の厚さがわかります。

 

しょうづかの婆様は、身の美しさだけでなく、心の美しさにもご利益があるそう。
いくら見た目がキレイでも、『心のブス』はダメですものね(笑)

 

最後にもう一度手を合わせたあと、こちらを読んでみました。

 

そうか。。。
その昔、今ほど歯の治療も進んでいなかったことを思うと、

『虫歯になりませんように』
『歯の痛みが治りますように』
『親知らずが痛くなりませんように』

など歯の健康に関することは、とても大切なお願いだったのだろうなぁと思いました。

 

多くの謎に包まれた、しょうづかの婆様。
わからないことが多すぎることが、また多くの方を惹きつけるのかもしれませんね。

 

べっぴん守

 

せっかく、しょうづかの婆様をお参りさせていただいたのですもの!
何か、お守りを買って帰りたい!!!

 

楠さん:しょうづかの婆様にちなんだ『べっぴん守』がございます。

 

可愛い!!!
ベビーピンクに『美』の文字がたくさん!!!

中から出すことはできませんが、内符(お守りの中)は、お化粧の時に使うパフの形をしているそうです。

最近では女性だけでなく、男性も買う人が増えているとか。
たしかにメンズエステとか、ヒゲの永久脱毛とか、
美意識高い男性、増えてますものね。

私もべっぴん守りを購入。
しょうづかの婆のご利益で、身も心も美しくありたい!!!

 

厄除けで有名な川崎大師さん。
ですが、美のご利益であるしょうづかの婆様も、本当にすばらしかった~!!!

 

楠さん。興味深く楽しいお話を、本当にありがとうございました。

 

 

※この日記の放送は、こちらからお聴きいただけます。

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ぜひ、お待ちしていますね~。

※『ななたび!』日記
#8川崎大師その1は、こちらからご覧いただけます。

 

≪参考≫
川崎大師 公式HP

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